小児矯正について｜とも矯正歯科

子供の歯科矯正に悩んでいるあなたへ

自身が２児の母であり、子育て世代の院長です。

矯正歯科医師である前に、私も2人の子供がいます。親として子どもの健やかな成長のためにできることは、なんでもしてあげたい。
でも、現実にはわからないこともたくさんありますよね？歯科矯正についてもそうです。
「矯正って本当に必要なの？」「歯並びが悪いって、そんなにいけないの？」「矯正っていつはじめたらいいの？」「今、矯正しても、成長したら元に戻るんじゃないの？」「費用はどれくらいかかるの？」など、不安や疑問はいろいろ。そんな悩み、痛いほどわかります。
私は、子ども専門の矯正歯科医師です。また、あなたと同じ、子どもを愛する母親なので、母親と矯正歯科医師、両方の目線で子どものことを一番に考えた治療を行うことができます。

子供の時こそ矯正治療を受けてほしい。

子どもの歯科矯正は、キレイな歯並びのためだけじゃありません。
歯科医師、そして母親として、成長期の子どもにこそ、歯科矯正を受けてもらいたい「理由」があります。
歯科矯正は、子どものときにしておくのがよいことを知っていますか？
成長期の子どものアゴの骨はまだやわらかいので、痛みが少ないほか、装置への慣れが早いです。

また、早い段階で歯科矯正を行うことで、思春期の歯並びが悪いことで抱くコンプレックスや、人前で笑うことへの苦痛など、精神的なダメージを軽減することができます。
さらには、正しい歯並びにより、知性と理性をつかさどる前頭葉が活性化され、健全な脳の発達にもつながります。
このように、大切な子どもの精神的な負担を減らし、明るく健康的な成長を守るのも、親としての重要な役目ではないでしょうか?

1期治療と2期治療に分かれる小児矯正

1期治療

乳歯が残っている子供が対象です。小学校の間が目安です。
上下の顎の骨のバランスや大きさを整えて、永久歯がきちんと生える準備をする目的の治療で、取り外し式などいろいろな装置があります。
装置の種類はこちらです↓

矯正装置の一例

床拡大装置（しょうかくだいそうち）

混合歯列期（乳歯と永久歯が混在している時期）に、歯列を拡大して、将来永久歯を抜かないで治療するための装置です。
家にいる間に使用します。1ヶ月に1回ネジを回し、歯列を拡大します。
歯列矯正用咬合誘導装置（プレオルソ）

小児の歯並びを改善するために開発されたポリウレタンを使用した装置です。
装着時に痛みがほとんどなく、取り外しが容易です。
保管用ケース

取り外しのできる装置は、無料でケースもお渡しします。ケースの色もお選びいただけます。
取り外した際は、洗って水気をふき取り、乾燥させてケースに入れて保管して下さい。

2期治療

永久歯が生えそろった子どもが対象です。
永久歯が生えそろい、顎の成長が終わってからでないと矯正治療を始められない箇所をブラケットとワイヤーによる固定式の装置で本格矯正します。
2期治療を行うかどうかの判断はご家族で相談してお決めいただいております。１期治療の後の２期治療は期間が比較的短くて済みます。